味噌は正式に分けると4種類です。
*味噌を買った際に後ろの一括表示の名称欄を確認すると分かります
【豆みそ】
原料が大豆・塩・水のみで、特徴として蒸し大豆を使い、大豆に麹を付けた「豆こうじ」を使用した熟成期間が長い(1年~3年)の味噌
東海地方(愛知・岐阜・三重)を中心に食べられており、八丁味噌・赤だしとも呼ばれる
*愛知県で作られる、長期熟成の豆みそ(赤みそ)が八丁味噌です
【米みそ】
原料に大豆・米・塩・水を使用し、蒸した米に麹をつけた「米こうじ」を使用した比較的熟成期間が短い(1ヶ月~1年)味噌
全国的に一番食べられている味噌で全体の約8割が米みそです
*「こうじ味噌」は、米みその一種で麹の粒が残り、米こうじの割合(こうじ歩合)が高い味噌。
【麦みそ】
原料に大豆・麦・塩・水を使用し、蒸した麦に麹をつけた「麦こうじ」を使用します
九州では一番ポピュラーな味噌で、麦の独特な甘さと旨味が特徴な味噌
【調合みそ】
「豆みそ」「米みそ」「麦みそ」を2種類以上混合した味噌。
合わせ味噌とも呼ばれます。
それぞれの特徴を生かしながら自分好みにブレンドしたり、具材に合わせるなど楽しむ事ができます。
色が全く違う味噌を合わせると美味しいと昔から味噌屋では言われています
~色での区別~
【赤みそ】
熟成期間が比較的長いため、赤い(濃い)色をした味噌の総称
どの種類の味噌でも長期熟成をすると赤くなり、上の分け方では全ての味噌が赤みそになりえます
*愛知県では赤みそ=豆みそです
【白みそ】
熟成期間が短めで、見た目が白い味噌の総称
米麹を使用した米みその事を指して使用するのが一般的